JAグループ 耕そう、大地と地域のみらい。

この映像は、全世界で約10億人の組合員を有する「協同組合」の価値観を、約90秒のアニメーションで表現したものです。制作協力は、一筆書きでシンプルかつ印象的なイラストで有名な気鋭の映像作家・奥下和彦さん。長い階段やでこぼこ道、横たわる大木など日々直面する困難に対して、若者の元気な力や共生する動物の力、そして年配者の知恵といった一人ひとりの多様性を活かして乗り越えていきます。一見「弱者」と見られがちな人でも、意外なところで力を発揮してみんなを助けてくれる。協同組合は、 一人はみんなのために、みんなは一人のために を共通のスローガンとして、相互扶助の考えを大切にしています。

そもそも協同組合とは?

経済社会を支える協同組合

JA(農業協同組合)は、ひとりでは解決することが難しい課題でも、人々が集まり、助け合えば解決できるという「相互扶助」を大切にする組織です。
日本では、JAや生協、漁協(JF)、森林、信用、共済、労働者、中小企業など、様々な協同組合が活躍し、「協同組合大国」とも言われています。
また、平成28年11月には、協同組合の理念・活動が「ユネスコ無形文化遺産」として登録されるなど、協同組合は世界中で愛され、社会を支える大きな力となっています。

株式会社とは違う仕組み

協同組合は、「株式会社」と異なり利益の追求自体を目的としていない点が特徴です。
人と人とのつながりを大切にしながら、組合員や地域住民の多様なニーズに応えることを目的に、生産者の農業経営や地域の暮らしを支える様々な活動をしています。
また、組合員は「加入脱退の自由」が保障され、出資額に関係無く「一人一票」であることなど、一人ひとりの意見を大切にした運営がなされていることも特徴です。

自己改革を進めていきます

JAグループは、機能分担しながら農業者の社会的地位の向上をはかるとともに、農業所得の増大と農業生産の拡大に取り組んでいます。
地域のJAは農業生産を支え、農畜産物の販売、さらには農家の日常生活にかかわる様々な業務を担当します。
地域のJAの連合会は、都道府県単位や全国に集約することで、規模の経済を発揮して貢献しています。
さらに、全国連のJA全農は大手企業と合弁会社を設立して新たな機能発揮に挑戦したり、農畜産物の輸出のために英国の食品卸会社を買収したり、一人ひとりの農家ではできないこと、地域のJAだけではできないことを、機能分担して専門的に実践することで、農家に貢献しています。
また、JA全農は国産農畜産物の安全・安心のため、海外から輸入する肥料や飼料の原料段階から安全・安心にこだわり、世界各国で出資・買収や子会社を設立して、海外原料の安定確保にも取り組んでいます。

農業の未来を作り、食の安全・安心を守る

JAグループは、一人の力では困難な悩みの解決や願いを実現するため、一人ひとりの声を大切にしながら活動する協同組合です。
皆さまからの期待に応え、安全・安心な日本の農畜産物をお届けするため、JAグループは自己改革を加速化していきます。

さらなる自己改革の取り組みはこちら!